夏も去り
夏も去り
Cmのブルースです。
Fm7/B♭7|E♭maj7/A♭maj7|Dm7-5/G7,♭9th|Cm7|
A♭7|G7,♭9th|Cm7/E♭maj7|A♭7/G7,♭9th||
Cm7:Cドリアン・スケール
C,D,E♭,F,G,(A),B♭
Dm7-5:Dロクリアン・スケール
D,(E♭),F,G,A♭,B♭,C
G7:Gハーモニック・マイナー・スケール・パーフェクト・フィフス・ベロウ
G,A♭,B♭,B,(C),D,E♭,F
Fm7:Fドリアン・スケール
F,G,A♭,B♭,C,(D),E♭
B♭7:B♭ミクソリディアン・スケール
B♭,C,D,(E♭),F,G,A♭
E♭maj7:E♭アイオニアン・スケール
E♭,F,G,(A♭),B♭,C,D
A♭maj7:A♭リディアン・スケール
A♭,B♭,C,D,E♭,F,G
A♭7:A♭リディアン・フラット・セブンス・スケール
A♭,B♭,C,D,E♭,F,G♭
マイナー・ブルースでは、トニックはメロディック・マイナー・スケールを使うんですが、このスケールは上行と下行が違うので使いにく いです。それで、トニックをCm7としてドリアン・スケールを使ってます。セブンスにしてますが、トニック・セブンスです。途中でE♭ メージャーに転調しています。マイナー・キーではよくあるやり方で、こう言う転調を平行調への転調といいます。E♭のメージャー・ス ケールを短3度下のC音から始めると、Cのナチュラル・マイナー・スケール、自然(的)短音階になりますから、スケール的に共通するの で転調しても殆ど気づかれない位違和感がないです。
A♭maj7とA♭7があるので注意が必要です。A♭maj7はE♭メージャーのサブ・ドミナントです。一方A♭7はDm7-5をセカンダリー・ドミナン トのD7に置き換えた、その裏コードです。ツー・ファイブの4度進行するところを半音下行します。マイナー・キーではよく使う方法です。
後テーマの次は、Cm7コード一発と解釈してCドリアン・モードにしています。